東京都の特色
東京都は関東地方の南部に位置し、日本の首都です。人口は１３３７万人と全国第１位の人口です。
条例上の都庁所在地は新宿区にありますが、地図上では「東京」が使用されています。
東京都の管轄する領域は、東京２３区からなる東京特別区、多摩地域、および大島、三宅、八丈、小笠原から成っています。
沖ノ鳥島、南鳥島を含む小笠原諸島を含むため、東京都は日本最南端および最東端に位置する都道府県でもあります。
英国情報誌の「モノクル」による世界の住みやすい都市ランキングでは、世界第２位にランクインしました。
また、日本の首都東京は国際連合の統計によると「世界最大のメガシティ」と評されていて、世界最大の人口を有する都市圏を形成しています。
都市単位の経済規模ではニューヨークを凌ぎ世界最大です。
東京都は火山活動によって形成された伊豆諸島と小笠原諸島も含まれます。小笠原諸島は島特有の生態系を持ち「東洋のガラパゴス諸島」と呼ばれるほ貴重な動植物が多いのも有名です。
また、下町と呼ばれる浅草や葛飾一体は今も「江戸」の情緒を感じることができ、外国人からも人気の観光スポットです。
浅草の浅草寺・雷門は世界各国からの観光客で賑わっています。
東京の銘菓は舟和の「芋ようかん」や「東京ばな奈」がおなじみです。皇居や国会議事堂、東京タワーにスカイツリーなども観光スポットとして人気です。
さらに、近年では日本文化を象徴するアニメやオタクの聖地の秋葉原も独特な空気を味わうこともできます。
また、東京は数多くの美術館や博物館があります。国立科学博物館や江戸資料博物館、東京都現代美術館に国立新美術館など、いつでも芸術に触れることができます。
東京都の住まいと季節
東京都の気候は、２３区～多摩東部は太平洋が太平洋気候、多摩などの西武は中央高地式気候に属しています。都心部から遠く離れた東京都の小笠原諸島は南日本気候です。
気候の特徴としては、四季の変化が明瞭で天気が日によって変化しやすくなっています。
夏季は高温多湿、冬は晴れ乾燥する日が多くなっています。
春の気候は周期変化で晴れる日が多くなっていますが、発達した低気圧が通過して天気が崩れることもあります。
雨季の時期には梅雨前線に覆われて雨の降りやすい日が続きます。前半は弱い雨が中心で後半は強い雨が降りやすくなっています。空梅雨の年もあります。
夏は太平洋高気圧に覆われ、よく晴れて湿度が高く酷暑の日が多く、雷雨も発生しやすくなっています。
冬は西高東低の冬型の気圧配置になりやすく、冬晴れの空気が乾燥する日が多くなります。
２月から３月にかけては南岸低気圧が通過しやすくなるため、都心部でも１０cm程度の積雪を記録することがあります。
多摩地方では２０cm以上の積雪となることも珍しくありません。
東京都の持ち家比率は４４．６％、借家比率は４９．０％となっています。
全国平均は持ち家比率６１．１％、借家比率は３５．８％です。
４７都道府県の持ち家比率ランキングで東京都は第４７位で最下位となっています。
また、東京都の１住宅あたりの敷地面積は１４３㎡で、４７都道府県の敷地面積ランキングでは第４６位となっています。
東京の土地は高く、家は狭いのが特徴的です。
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