大阪府の特色
大阪府は近畿地方の中部に位置し、京都府・奈良県・兵庫県・和歌山県と接しています。県庁所在地は大阪市です。近畿地方はもちろんのこと、西日本の行政・経済・文化・交通の中心となっています。東京都、神奈川県に次いで第３位の人口規模を持ち、人口密度は東京に次いで日本第２位です。県内総生産も東京に次いで全国第２位となっています。
かつて「天下の台所」と呼ばれた名にふさわしく、飲食店やお食事処が豊富で、バラエティに富んだ食事を楽しむことができます。大阪城や古墳といった史跡も多く、日本三大祭りのひとつ天神祭りや岸和田だんじり祭りといった行事も多くの観光客を集めています。
大阪府の住まいと季節
大阪市内全域が瀬戸内海式気候に属し、年間を通して温暖で、雨の日が多いのが特徴です。都心部ではヒートアイランド現象が顕著で、夜間の気温が下がりにくくなっています。冬季、平野部では積雪は全くと言って良いほど無く、数年に１回１センチ程度積ぐらいです。
かつては面積の最も狭い都道府県でしたが、１９８８年１０月１日に国土地理院が算定法を見直し、岡山県玉野市との間に境界未定部分がある香川県直島町の面積（14.2km²）を県全体の面積に算入しないことになったため香川県の面積が減少し、順位が逆転しました。その後、大阪府では関西国際空港の開港や大阪市西部の開発などで埋め立てが進められたため、直島町を含めた香川県の参考地をも上回る面積となっています。
大阪府の持ち家比率は５３．０％、借家比率は４２．７％で、４７都道府県の持ち家比率ランキングで大阪府は４５位となっています。また、１戸建て住宅を持っている人は３９.９％、共同住宅の人は５４．８％と１戸建てを持っている人よりも共同住宅を持っている人の方が多くなっています。１住宅当たりの敷地面積は１２９㎡と４７都道府県内で最も狭くなっています。
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