茨城県の特色
茨城県は関東地方の北東に位置し、東は太平洋に面しています。茨城県の人口は２９２万人で全国１１位です。県庁所在地は水戸市です。 茨城県の西部は関東平野の中央部にあたり、農業が盛んな内陸の地域となっています。 茨城県の南部は筑波研究学園都市やつくばエクスプレスの整備によって特別区のベッドタウンとしての開発が進められた地域です。 大和政権期に大国といわれ、かつて常陸国風土記では「常世の国」と謳われたように、茨城県は日本屈指の農業地帯となっています。 県土の大半を平地が占めており、その多くが農地であることから森林率では３１％と大阪府に次いで全国で２番目に低くなっています。 茨城県水戸市は、明治後期の鉄道の開通に伴い笹沼清左衛門が土産品として納豆を販売したのをきっかけに、産地としてもっとも知られるようになりました。毎年３月１０日の水戸の日には、「納豆早食い大会」が開催されています。また、納豆以外に茨城県はメロンの生産量が全国１位でも有名です。
茨城県の住まいと季節
茨城県の気候は太平洋側気候を呈しており、冬は少雨乾燥、夏は多雨多湿となっています。 茨城県の冬の朝晩は放射冷却によって気温が下がり、夏は埼玉県に近接する一部地域を除いて北東気流の影響を受けやすく比較的冷涼です。 豪雪地帯に指定されている地域は茨城県に存在しませんが、南東部を除く地域は南岸低気圧や北東気流の影響によって局地的に大雪となることもあります。 なお、豪雪地帯に指定されている地域を持たない県としては最北端に位置しています。 茨城県の持ち家比率は７０．７％、借家比率は２７．５％となっています。 全国平均は持ち家比率６１．１％、借家比率は３５．８％です。 ４７都道府県の持ち家比率ランキングで茨城県は１５位となっています。 また、茨城県の１住宅あたりの敷地面積は４２９㎡で、４７都道府県の敷地面積ランキングでは第１位となっています。 １住宅あたりの敷地面積の広さは全国で最も広いといえます。
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