群馬県の特色
群馬県は、関東地方北西部に位置する内陸の県です。県庁所在地は前橋市で県全体の人口は２００万人です。
南部には関東平野、県の西部・北部には、自然豊かな山地が広がっています。
空に舞う鶴の形に似ていることから「つる舞う形の群馬県」とも呼ばれています。
また、世界文化遺産にも登録をされた日本初の器械製糸工場である「富岡製糸場」があるのも有名です。
下仁田ねぎや嬬恋村のキャベツも有名で、尾瀬沼と尾瀬ヶ原といった自然の象徴も有しています。
高崎の達磨や、白衣大観音も観光名所として有名であり、草津温泉や伊香保温泉、四万温泉といった温泉地としても魅力的です。
群馬県の住まいと季節
群馬県の気候は、北毛が日本海側気候で、吾妻郡と西毛が中央高地式気候となっています。
また中毛と東毛が太平洋側気候であり、標高差が大きいこともあって、他の関東地方の都県と比較をすると気候差が大きいといえます。
南北では気候の差が大きく、夏は前橋、館林、伊勢崎などを中心とした南部では埼玉県の北部と同様、秩父山地からのフェーン現象と東京都心のヒートアイランド現象により、発せられた熱風の影響によって猛暑日になることが多くなります。
４０℃前後にまで気温が達することもあるなど、日本でも有数の酷暑地帯と言えます。
群馬県の冬は南部の地域では、関東平野と同様に乾燥した晴れの日が多く雪は少なくなっていますが、風は強くなるのが特徴的です。
気温は晴れれば１０℃を超えることも多くなっていますが、関東地方の中では寒気の影響を受けやすいので日中晴れていても５℃前後までしか上がらない日もあります。
また、内陸にあることから冬日は比較的多いですが、季節風が強いため隣接する栃木県や茨城県と比べると朝晩の冷え込みは穏やかです。
北部の地域では日本海側の雪雲の影響によって雪が多く、豪雪地帯に指定されている地域があります。
気温も南部と比較をすると夏同様低く、冬日はほぼ毎日で真冬日を観測される日も多くあります。
群馬県の持ち家比率は７０．７％、借家比率は２７．９％となっています。
全国平均は持ち家比率６１．１％、借家比率は３５．８％です。
４７都道府県の持ち家比率ランキングで群馬県は第１５位となっています。全国的に見ても持ち家を持っている人が多い県といえます。
また、群馬県の１住宅あたりの敷地面積は３５０㎡で、４７都道府県の敷地面積ランキングでは第１０位となっています。
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