福井県の特色
福井県は日本海や若狭湾に面しています。県庁所在地は福井市、人口は７８万人です。
福井県は越前の緑豊かな山々と、若狭の清らかな水の流れに代表されるように自然豊かな環境です。
日本海沿岸の特別豪雪地帯以外の地域は、対馬暖流の影響によって冬でも比較的暖かく、雪よりも雨の日が多くなっています。
福井県は眼鏡産業において全国生産の９０%以上を生産しています。
新素材の開発や産地統一ブランドの「ＴＨＥ２９１」の確立や、県内企業の自社ブランドを集めたショールーム「グラスギャラリー２９１」の開設など、更なる福井産眼鏡のブランド化を進めています。
また、楽器のハープの国内唯一の生産地でもあります。
そして有名なのが「越前カニ」です。ちなみに「越前カニ」は福井県で水揚げされたカニの呼び名で、たとえ同じ種類のカニであっても加賀・能登で水揚げされたものは「ズワイガニ」 山陰地方で水揚げされた物を「松葉ガニ」と呼びます。
さらに驚く事に日本の恐竜化石のほとんどが福井県勝山市で産出されています。
そのことから、福井県はかつて恐竜の王国だったことがわかります。
福井県の住まいと季節
福井県は県内全域が日本海側気候で豪雪地帯です。
また特別豪雪地帯に登録されている大野市・勝山市・池田町・南越前町の旧今庄町は全国屈指の積雪量で、年間の降水量は多い時に３０００mm以上に達します。
ただし、近年は暖冬傾向なこともあり、降水量は以前に比べ減少しつつあります。
一方、日本海沿岸部では対馬暖流の影響によって、冬でも比較的暖かく、雪よりも雨の日が多いのが特徴です。
また、福井市などは内陸に位置するため、沿岸部に面する新潟市や金沢市などよりも豪雪となりやすい傾向にあります。
過去には１９６３年１月３１日に２１３cm、近年でも２０１１年１月３１日に積雪１１９cmを記録するなど、１m以上の積雪となることもあります。
福井県の持ち家比率は７７．４％、借家比率は２０．９％となっています。
全国平均は持ち家比率６１．１％、借家比率は３５．８％です。
４７都道府県の持ち家比率ランキングで福井県は第３位となっています。
また、福井県の１住宅あたりの敷地面積は３２１㎡で、４７都道府県の敷地面積ランキングでは１７位となっています。
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